
RC ship control becomes easier to understand when you separate power flow and control flow.
ラジコン艦のメカは、最初は難しそうに見えます。
ただ、仕組みを大きく分けて見ると、それほど複雑ではありません。
1/150 駆逐艦雪風にラジコンに必要なメカを入れていきます。
- 送信機の操作は受信機が受け取ります。
- スピコン(ESC)はモーターの回転を調整します。
- サーボは舵や旋回部の向きを動かします。
基本になるのは、手元の送信機で出した操作を、船内の受信機が受け取り、その指示に応じて各メカを動かすという流れです。
そして、それらを動かすための電気はバッテリーから供給されます。
ここでは、個別の部品の話に入る前に、まずラジコン化におけるメカの全体像を簡単に整理します。
尚、ラジコンの仕組みは基本的にどれも同じなので艦船のみではなく、RCカー(戦車含む)などにも応用できます。
1. ラジコン化の全体像
ラジコン艦の基本的な仕組みは、送信機で出した操作信号を受信機が受け取り、その内容に応じて船の中の各装置を動かすというものです。
送信機は手元で操作するコントローラー、受信機は船の中でその信号を受け取る装置です。
受信機に届いた信号は、役割ごとに分かれて動力系と操作系に送られます。
全体の流れを簡単にすると、次のようになります。
【ラジコン艦のメカの全体像】送信機
↓
受信機
├─ ESC → モーター → スクリュー → 前進・後進・速さの調整
└─ サーボ → 舵 / 砲塔 / 魚雷発射管 → 向きの調整バッテリー
├─ ESCへ電気を送る
└─ 受信機やサーボにも電気を送る
この図のように、ラジコン艦のメカはまず信号の流れで見ると理解しやすくなります。
送信機の操作が受信機に届き、そこから必要な装置へ指示が分かれていく形です。
ここでESCという聞きなれない言葉が出てきました。こちらは別名スピードコントローラー(スピコン)とも言います。
モーターへの電力制御を通じて回転数を制御すると同時にバッテリーから受信機に電気を供給します。
2. 動力系と操作系に分けると分かりやすい
ラジコン艦のメカは、動力系と操作系の二つに分けて考えると整理しやすいです。
動力系は、船を前進・後進させたり、速さを変えたりするための仕組みです。
送信機でスロットル操作をすると、その信号を受信機が受け取り、ESCへ伝えます。
ESCはモーターの回転を調整する装置で、その結果としてスクリューの回転数が変わり、船が進んだり下がったりします。
つまり、動力系は
送信機 → 受信機 → ESC → モーター → スクリュー
という流れで働いています。
一方の操作系は、舵を左右に動かしたり、砲塔や魚雷発射管の向きを変えたりするための仕組みです。
こちらでは主にサーボを使います。
サーボモーターは、ただ回り続けるのではなく、決められた角度まで動かすことが得意な装置です。
そのため、舵のように向きを変える動きに向いています。
送信機で操作した信号は受信機に届き、そこからサーボに伝わり、舵や旋回部を動かします。
つまり、操作系は
送信機 → 受信機 → サーボ → 舵や砲塔など
という流れになります。
1/150雪風のラジコン化でも、まず基本になるのはこの二つです。
スクリューを回して進むための動力系と、舵を動かして曲がるための操作系を押さえることが、最初の出発点になります。
3. バッテリーは各メカを動かすための電源になる
ラジコン艦では、送信機の信号だけでは船は動きません。
実際にESC、受信機、サーボ、モーターなどを動かすためには、バッテリーから電気を送る必要があります。
このとき初心者にとって分かりにくいのが、信号の流れと電気の流れは別だという点です。
送信機から受信機へ伝わるのは操作の指示ですが、各メカを実際に動かしているのはバッテリーから供給される電気です。
考え方としては、
- 信号の流れ:送信機 → 受信機 → ESCやサーボ
- 電気の流れ:バッテリー → ESC、受信機、サーボ、モーター
と分けると理解しやすくなります。
細かな配線のつなぎ方は実際の構成によって変わりますが、全体像としてはバッテリーが船内メカ全体の電源を担っていると考えておけば十分です。
1/150 駆逐艦雪風の船内
ごちゃごちゃして、すいません。電機の流れはバッテリーからESC(小型)、受信機、モーター。受信機から各サーボにつながっています。

4. 雪風ではまずスクリューと舵が基本になる
1/150雪風のラジコン化でも、最初に必要になるのは船を進めることと向きを変えることです。
そのため、最初の段階では
- スクリューを回すための動力系
- 舵を動かすための操作系
この二つを基本として考えました。
砲塔や魚雷発射管の旋回を追加する場合も、考え方としては操作系の延長です。
つまり、まずは船を走らせるための動力系、そのうえで操作系として必要に応じて旋回機構などを追加していく流れになります。
ESCからモーターへ、受信機からサーボ(リンケージ)を通じて舵へ

ESCからモーターへ配線をつなげています。モーターはそれぞれ外回りになるようにお互いに逆回転するように配線しています。
モーターからの電磁波の影響がサーボに及ぶため(モーターを回すと勝手にサーボが動く)にコンデンサをつないでいます。
サーボモーターからリンケージを通じて舵につながっており、舵が動く仕組みになっています。
5. まずは全体の流れをつかめば十分
ラジコン艦のメカは、部品名だけを並べると難しく見えます。
ただ、実際には
- 送信機で操作する
- 受信機がその信号を受け取る
- 動力系はESCを通じてスクリューを回す
- 操作系はサーボを通じて舵や旋回部を動かす
- バッテリーがそれらの電源を支える
という全体の流れで考えると、かなり整理しやすくなります。
1/150雪風でも、まずはこの全体像を押さえたうえで、必要なメカを順番に組み込んでいく形になります。
細かな搭載方法を見る前に、先に全体の仕組みを理解しておくと、その後の内容が追いやすくなります。
次回の記事はそれぞれのパートに分けて解説します。

コメントを残す