3Dプリンターで56mm缶バッジホルダーを自作|推し活グッズを飾れるディスプレイスタンド


Two 3D printed 56mm can badge holders with porthole-style frames and display bases.

A 3D-printed can badge holder turns a favorite badge into a small display piece.

この記事で分かること

この記事では、3Dプリンターで制作した56mm缶バッジ用ディスプレイホルダーについて紹介します。

先に結論

  • 3Dプリンターを使うと、サイズや色、台座の雰囲気まで自分の好みに合わせて作れます。
  • 56mm~57mm缶バッジにあわせて専用サイズの飾り台を作りました。
  • 推しの缶バッジを自分の机や作業台に置いて眺めておけます

本題に入るまえに少しうれしい話

SNSで私のブログを見ていただいたというお話をいただきました。正直ちょっと、いえ、とても嬉しいです。

以前、模型のブログをしていた時はまれに、100PVに1回くらいはコメントをいただいたものですが、このブログだと、海外からたまにスパムっぽいのが来る程度です。

閲覧クリック数は月に数百~1000人くらいになってきたのですけどね。
読まれている記事の9割以上が3Dプリンターにまつわるトラブル系ですしコメントしようがないのかも知れません。
それ以前にブログのコメントに入れることは私自身もほぼなくなったもんだとしみじみ思いました。
なので今回生の声をいただいたのがとてもうれしかったのです。
さて本題に入ります。

56mm缶バッジを飾るためのホルダーを作りました

缶バッジは、イベントやショップで手に取りやすいグッズのひとつです。
好きな作品のイベント記念にほぼ買ってしまいます。
缶バッチは小さくて集めやすい一方で、手に入れたあとの飾り方は意外と悩みます。

というのもそのまま机に置くと倒れやすく、袋に入れたまま保管すると、せっかくの絵柄が見えにくくなります。
もちろん痛バッグに入れる方や収納ファイルに入れる方もいます。
私は模型の専用棚があるのでそこに入れているのですが、特に好きなキャラの缶バッチは普段使いの机に飾りたいと思ったわけです。

今回、3Dプリンターを使って、56mm缶バッジ用のディスプレイホルダーを作ることにしました。
ただ缶バッジを立てるだけではなく、丸窓風のフレームと台座を組み合わせて、小さな展示品のように見える形を目指しています。

ご案内

写真のようになかなかいい作品が出来上がりました。
BOOTHで少量販売していますので気軽にのぞいてみて下さい。



どうして丸窓風の形にしたのか

今回の形は、缶バッジを単にホールドするためだけのものではありません。
イメージ先行です。

56mm缶バッジは丸い形をしているので、そのまま円形のフレームに収めると見た目がまとまりやすくなります。
ただ、それだけだと普通の額縁に近くなってしまうため、今回は船の丸窓や舷窓を思わせる形にしました。
(今までも舷窓ベースのディスプレー用グッズを多く作ってきたので連想は容易でした)

缶バッジの絵柄を、窓の向こうにある小さな景色のように見せたかったからです。

外側のボルト風装飾も、その雰囲気に合わせたものです。実際に金属ボルトを使っているわけではありませんが、金色に塗ることで、フレーム全体に少し重みが出ました。

黒い内側リングを入れたのも、見た目を引き締めるためです。缶バッジの絵柄と外側フレームの境目がはっきりするので、正面から見たときに中心の絵柄が見えやすくなります。


台座は「港に飾る」イメージで作りました

フレームだけでも缶バッジを飾ることはできますが、それだけでは少し物足りません。
机の上に置いたときに、缶バッジだけが浮いて見えるのではなく、ひとつの小さな展示物としてまとまって見えるようにしたかったからです。

そこで、フレームを支える台座を作りました。流木でつくった木箱風です。
上面は木製デッキ風の色にして、港の展示台のような雰囲気を出しています。

前面にはプレートを配置し、作品名や飾る缶バッジに合わせた文字を入れられるようにしました。
今回は「Port of Memories」という名前を付けています。

お気に入りの缶バッジを、思い出の港に飾るようなイメージです。

台座前面には、波のような装飾も入れました。
細かい部分ですが、ここに少し色を入れるだけで、全体の印象がかなり変わります。

3Dプリンターで出力したものに少し塗装を加えると、ただの立体物ではなく、飾るための小物として見えやすくなります。今回はその変化がかなり分かりやすく出たと思います。


缶バッジは取り外しできる構造にしました

このホルダーは、缶バッジを完全に固定するのではなく、取り外しできる構造にしています。

最初からひとつの缶バッジ専用にしてしまう方法もありますが、それだと使い方がかなり限定されます。
せっかくなら、気分や飾りたい絵柄・キャラに合わせて入れ替えられる方が当然楽しいと考えました。

本体は大きく分けると、缶バッジを収める丸型フレーム、背面側のカバー、フレームを支える台座部分で構成しています。

缶バッジを交換できるようにしておくと、ひとつのホルダーを長く使いやすくなります。お気に入りの缶バッジを季節や気分で入れ替える、といった使い方もしやすくなります。

ただし、缶バッジは製品によって厚みやピンの形が少し違います。
一般的な56mm缶バッジを想定していますが、すべての缶バッジに同じように合うとは限りません。
素材は伸縮性のあるTPUを採用しています。


背面はシンプルにして、正面からの見た目を優先

背面側は、正面ほど装飾を入れていません。

机や棚に置いたときに主に見えるのは正面なので、今回は前から見たときの印象を優先しました。
背面の黒いカバーは、缶バッジを支える役割と同時に黒子的に目立たせない色です。

また、フレーム全体に厚みが出ることで、単なる薄いスタンドではなく、小さなオブジェのような見え方になります。

飾る道具として考えると、正面の見た目だけでなく、横から見たときの厚みも意外と大事です。
実際に置いてみると、ある程度の厚みがある方が、机の上で安定感のある見え方になりました。


色違いにすると、同じ形でも印象が変わる

同じ設計でも、色を変えると雰囲気は大きく変わります。
今回は、淡いピンクベージュのフレームと、わずかにベージュの入った白系のフレームを試しました。

淡いピンクベージュと書きましたが、こっちの色が先に思いついた色です。

察する方もいらっしゃると思いますが、「あかつき色」をイメージしました。
缶バッジの絵柄と合わせると、華やかな雰囲気になり気に入っています。

一方で白系は、落ち着いた展示台のような印象になります。
フレームの主張が少し抑えられるので、缶バッジの絵柄を見せたい場合はこちらも良さそうです。
なんにでもあいそうな色ですね。

缶バッジの絵柄に合わせて、フレーム色や台座色を変えられるのは、3Dプリンターで自作する大きなメリットです。

市販品の場合、どうしても決まった色や形の中から選ぶことになります。
しかし自作であれば、飾りたい缶バッジに合わせて、色・文字・装飾を調整できます。


3Dプリンターで作るメリット

3Dプリンターというと、模型部品や治具を作る道具という印象が強いかもしれません。
ですが、今回のように「ちょうどいい飾り方がないもの」に合わせて形を作れるのが、大きな魅力だと思います。

今回のような56mm缶バッジ用(57mmも入ります)であれば、そのサイズに合わせてフレームの内径や保持部分を設計できます。
置きたい場所や見せたい雰囲気に合わせて、台座の大きさや装飾も調整できます。

今回の作品では、次のような点を意識しました。

  • 56mm~57mm缶バッジを飾りやすいサイズにする
  • 丸窓風のフレームで絵柄を引き立てる
  • 台座を付けて机の上に置きやすくする
  • プレートや波の装飾で雰囲気を出す
  • 缶バッジを交換できる構造にする

ただ立てるだけなら、もっと簡単な形でも作れます。
ですが今回は、缶バッジそのものを小さな展示品として見せたかったので、丸窓、台座、プレートを組み合わせる形にしました。

普段の模型製作で使っている寸法合わせや見せ方の考え方も、こうした小物づくりに応用できます。
この考え方は、日用品や治具など他の3Dプリント作品にも共通ですね。


実際に机の上に置いてみた印象

実際に机の上に置いてみると、かなり存在感が出ました。

缶バッジは小さなグッズですが、台座とフレームを付けることで、ひとつの展示物として見えるようになります。
棚の上や作業机の横に置くと、ちょっとしたアクセントになります。

また、同じ形で複数並べると、シリーズ感も出ます。
お気に入りの缶バッジを複数持っている場合は、同じホルダーで並べるのも面白そうです。

今回は、以前作った時計スタンドと並べても違和感が少ないように意識しました。
形は違いますが、丸窓風のフレームや台座の雰囲気をそろえることで、同じシリーズのように見せやすくなります。

こうした小物は、単体で見たときの完成度も大事ですが、机や棚に置いたときに周囲のものとなじむかどうかも大事だと感じました。


BOOTHでの販売

今回制作した缶バッジホルダーは、今後BOOTHでの販売する予定なので気になった方はご覧になって下さい。
今回、例として飾っている缶バッチは私の場合のあくまでも例として捉えてください。

※缶バッジ本体は付属しません。
 あくまで、56mm~57mm缶バッジを飾るためのディスプレイ用ホルダーとして販売する予定です。

※写真内の缶バッジは使用例です。商品には付属しません。
※本商品は缶バッジを飾るためのホルダーのみです。
※一般的な56mm~57mm缶バッジを想定していますが、缶バッジの厚みやピンの形状によって収まり方に差が出る場合があります。
※3Dプリント品のため、積層跡やわずかな個体差があります。

商品紹介

Two 3D printed 56mm can badge holders with porthole-style frames and display bases.

今回紹介した缶バッジホルダーは、BOOTHにて完成品として販売しています。
最推しキャラの缶バッジを、机や棚の上で小さな記念品のように飾りたい方は、ぜひ商品ページもご覧ください。


まとめ

今回は、3Dプリンターで56mm~57mm缶バッジ用のディスプレイホルダーを作りました。

缶バッジはそのまま保管するだけでなく、専用のホルダーを使うことで、机や棚の上に飾って楽しめます。
今回は丸窓風のフレーム、台座、プレート、波の装飾を組み合わせて、小さな缶バッジを展示品のように見せることを目指しました。

作ってみると、缶バッジの丸い形と丸窓風フレームの相性はかなり良く、台座を付けることで机の上にも置きやすくなりました。色違いにすると雰囲気も変わるので、缶バッジの絵柄に合わせた展開もしやすそうです。

3Dプリンターを使うと、サイズや色、文字を自由に調整できるため、推し活グッズやディスプレイ用品との相性も良いと感じます。

今後は、BOOTHで販売できる形に整えながら、色違いや別デザインも試していきたいと思います。


あとがき的な何か

艦船模型のパーツやRC船体を作る為に始めた3Dプリンターですが、ここのところディスプレイばかり作っています。
でもなんでも気になったものを作れることが、3Dプリンターの魅力ですよね。
もちろんその為に少しばかり3D CAD系のソフトの使い方の習得が必要ですが、思ったより難しくないんですよ。


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