
This chapter summarizes the mechanical connections for an RC Yukikaze: prop shafts and rudder linkages.
- 推進系は「モーター→カップリング→シャフト→スタンチューブ→スクリュー」の一直線が基本。
- 操舵系は「サーボ→リンケージ→舵軸」で、ガタと干渉を最小にします。
- この記事でメカ編は一区切りにし、次は艤装・調整へ進みます。
1. 推進系(スタンチューブ〜スクリュー〜モーター):一直線がすべて
スタンチューブとスクリュー、モーターの接続は、細かいノウハウよりも 「芯が合っているか」 が結果を決めます。
まずは全体の並びを固定します。
モーター → カップリング(ジョイント) → シャフト → スタンチューブ → スクリュー
1-1. スタンチューブの役割(防水+支持)

スタンチューブは、シャフトが船体を貫通する部分を支え、同時に浸水ポイントでもあります。
ここは防水加工編でも触れましたが、メカ編では「回転抵抗を増やさない」ことも重要です。
スタンチューブの構造
スタンチューブはスクリューシャフトから水の侵入を防止するのが役割です。
私の場合は、スクリューシャフト2mm に対して、2.1mm程度の内径の真鍮管を前後に、間にはその外径を若干上回るプラスチック管
(真上にグリス注入用の真鍮管を接着)して作ります。
ユニバーサルジョイント(スプリングジョイント)
スプリングジョイントは少しのずれを補正してモーターの回転をシャフトに伝えてくれます。
このスプリングジョイントは少し前は比較的安価で手に入ったのですが、今はとても高価なパーツになっており
1個3000円を超えることもしばしば。
厚手のゴム管(タミヤ)などで代用している方も多いパーツです。
1-2. カップリング(ジョイント)は“無理に引っ張らない”
モーターとシャフトをつなぐカップリングは、できるだけ素直な状態で使います。
- 芯ズレをジョイントで吸収しようとしない
- ジョイントに無理がかかると、振動・発熱・効率低下につながる
- 「抵抗が少なく回るか」を手で確認してから固定する
チェック方法(簡単)
- モーターを外した状態で、シャフトを指で回してスムーズか
- ジョイント接続後も、同じ感触で回るか
1-3. スクリュー取り付け:抜け止めと左右の確認
スクリューは、回転方向とネジの向き(左右)がある場合があります。
ここは採用パーツにより違うので、私は次の2点だけ確認しています。
- 抜け止め(イモネジやナット)の締結が確実か
- 2軸の場合、左右で回転方向を想定どおりにできるか
2. 操舵系(舵〜サーボ):ガタを減らして干渉をなくす
舵とサーボの接続は、凝った仕組みより 確実に動くこと を優先しています。
最終的にほしいのは「ニュートラルが出て、左右に同じだけ切れる」ことです。
サーボ → リンケージ(ロッド) → 舵軸(ラダー)

2-1. サーボ位置の決め方:まず“ロッドが直線になる場所”
サーボをどこに置くかで、操舵の素直さが変わります。
- ロッドが斜めだと、動きが渋くなる
- 舵を切ったときに船体や機器に当たらない位置にする
- できるだけ直線に近いロッド配置にする
2-2. サーボホーンとリンケージ:中心出しが最重要
- サーボはまずニュートラル(中心)を出す
- 舵も直進位置に合わせる
- その上でロッド長を合わせる
ここを最初に決めておくと、後は送信機側の調整(EPA等)で仕上げられます。
2-3. 舵の動作確認(最小チェック)
- 舵を左右に切って、どこにも当たらない
- 戻したときに、毎回同じニュートラルに戻る
- サーボが唸らない(負荷がかかっていない)

ちなみにスクリューと舵は3Dプリンター(光造形)の自作です。
スクリューは外回りになるように回転させることで直進性を保ちます。
Fusion360 なら「どちらかの回転のものを作ってミラーで反転させれば丁度鏡写しのものを
作ることができます。
舵の設計は別の機会に記事にするかと思います。
3. メカ編はここで一区切り(次は艤装・最終調整へ)
これで雪風のラジコン化について、メカの中核(配線と機構)が揃いました。
次は、艤装の搭載・固定、運用を前提にした調整へ進みます。
シャフトの芯の取り方
シャフトがどっか引っかかってる感じがするんだよね
シャフト、スタンチューブなど引っかかるところがたくさんあるからね。チューブのバリもひっかかりの原因になるんだ
それにモーターにまっすぐにするのも難しいね
そうだね。ジョイントが多少ごまかしてくれるけど可能な限りここでまっすぐにしておきたいよね
やっぱり綺麗にスクリューが回ってくれるのは気持ちいいしね
まとめ
- 推進系は「モーター→ジョイント→シャフト→スタンチューブ→スクリュー」を一直線にし、抵抗が増えないように調整します。
- 操舵系は「サーボ→リンケージ→舵軸」で、ガタと干渉を減らし、ニュートラルの再現性を重視します。
- この記事でメカ編を一区切りにし、次は艤装・最終調整へ進みます。

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